2011年5月5日木曜日

東北訪問記①

2011年5月1日と2日宮城と福島を訪れた。

同期の結婚式でGWに東京に行くことになり、広瀬に連絡したところ、この訪問を提案された。
すぐに同意したが、考えれば考えるほど最初は行くことが正しいのかどうかわからなかった。

東日本大震災。

西日本の神戸にいる自分は大きな地震もなかったし、震災の情報もすべてメディアでしか見てない。
凄まじい被害の映像や被災者の声、至る所で見られるボランティア活動や「がんばろう日本」の文字。
もちろん、そういう映像で心を痛めたし、募金もした。
でも、なんかどこか他人事でうわべに感じている自分がいて納得していなかった。

だからすぐに同意した。

でも、知り合いがいる訳でもないし、ボランティア団体で行く訳でもない。
野次馬と言われても否定できない。
被災者の人たちと支援者の人たちの邪魔になるだけじゃないのか。
本当に行くべきなのか・・・。

そんな中、友達の一言で「行く」と決めることができた。
それは自分達よりも前に行った人たちの単純な意見だった。
「行けるんなら、行くべきだ。行かないと何も分からん。」
何が正しいのか分からない状況でその言葉はとても説得力があった。

百聞は一見に如かず

現地に行って
何を感じるのか、何ができるのか、
行ったことが正しかったのか、


すべてを見定めることにした。

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